このレッスンで学ぶこと
- タグの形(開始タグ、中身、終了タグ)
- よく使うタグと属性
- タグの入れ子でページの構造ができること
タグで「これは何か」を伝える
HTML は、文章に「これは見出し」「これは段落」という印を付けて書きます。この印をタグと呼びます。
/ が付く<h3> は「3 番目の大きさの見出し」という意味です。開始タグから終了タグまでのひとまとまりを要素と呼びます。
最小の HTML ファイル
HTML ファイルは、だいたいこの形をしています。
<!doctype html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8" />
<title>はじめてのページ</title>
</head>
<body>
<h1>iCAR</h1>
<p>インターネットと自動車をつなげる研究をしています。</p>
</body>
</html>
<head>の中: ページについての情報(タイトル、文字コードなど)。画面には出ない<body>の中: 画面に表示される中身
ブラウザで開くと、こう表示されます。
iCAR
インターネットと自動車をつなげる研究をしています。
<title> の文字は、画面ではなくブラウザのタブに表示されます。
よく使うタグ
| タグ | 意味 |
|---|---|
<h1> 〜 <h6> |
見出し。数字が小さいほど大きな見出し |
<p> |
段落 |
<a> |
リンク |
<img> |
画像 |
<ul> と <li> |
箇条書き(ul が全体、li が 1 項目) |
<div> |
意味を持たない「箱」。まとめて見た目を整えるときに使う |
<section> |
ページの中の 1 つのまとまり(章のようなもの) |
属性: タグに情報を足す
タグには、属性で追加の情報を書けます。名前="値" の形で、開始タグの中に書きます。
<a href="https://icar.sfc.wide.ad.jp/">iCAR のサイト</a>
<img src="img/jun.jpg" alt="村井純の写真" />
<div class="member-item">...</div>
href: リンク先の URLsrc: 画像ファイルの場所。altは画像が見えない人のための説明class: 要素に付ける名前。次のレッスンで CSS から指定するときに使う
<img> には中身がないので、終了タグがありません。
入れ子: タグの中にタグ
タグの中に、さらにタグを入れられます。今の研究室サイトのメンバー欄は、こう書かれています。
<section id="member">
<div class="member-item">
<img src="img/jun.jpg" />
<h4>教授</h4>
<h3>村井純</h3>
<p class="text-muted">Jun Murai</p>
</div>
<div class="member-item">
...
</div>
</section>
箱の中に箱が入っている、と考えると分かりやすいです。
字下げ(インデント)は、どの箱の中にいるかを人間が読みやすくするためのものです。ブラウザは字下げを気にしませんが、ずれていると読み間違えの元になります。
やってみよう: 自分のページを作る
-
1 章で作った
git-renshuフォルダに、hello.htmlというファイルを作ります。Claude Code に「hello.html を作って。中身は空でいい」と頼んでもかまいません。 -
上の「最小の HTML ファイル」を写し、
<body>の中を自己紹介に書き換えます。見出し、段落、箇条書き(好きなもの 3 つ)、リンクを 1 つずつ入れてください。 -
Finder で
hello.htmlをダブルクリックして、ブラウザで開きます。 -
終了タグを 1 つ消して、再読み込みしてみてください。表示がどう崩れるかを見たら、元に戻します。
-
出来たら commit します。
確認テスト
画像を表示するタグと、画像ファイルの場所を書く属性の組み合わせは?
<a>とhref<img>とsrc<div>とclass
答えを見る
2。
次の HTML の間違いは?
<h3>村井純<h3>
答えを見る
終了タグに / がありません。正しくは <h3>村井純</h3> です。
チェックリスト
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hello.htmlを作ってブラウザで開けた - 見出し、段落、箇条書き、リンクを使えた
- 今のサイトのメンバー欄の HTML を読んで、どこが名前か分かった