iCAR Tutorial

第3章 フレームワークとは

  1. 3-1 部品とデータに分ける
  2. 3-2 Astro のファイルを読む
  3. 3-3 新しいサイトで追加する

部品とデータに分ける

このレッスンで学ぶこと

  • 素の HTML の何が大変だったのかを言葉にする
  • 部品とデータに分けるという考え方
  • フレームワークが何をしてくれるのか

大変だったのは「同じ形の繰り返し」

前の章で自分を追加したとき、書いたのはこんなコードでした。

<div class="col-md-4">
    <div class="member-item">
        <img class="img-responsive img-rounded facepic" src="img/あなたの写真.jpg">
        <h4>環境情報学部</h4>
        <h3>あなたの名前</h3>
        <p class="text-muted">Your Name</p>
    </div>
</div>

8 行のうち、あなた固有の情報は 4 つだけです。残りは全員まったく同じ「型」です。この型が 11 人分、手で繰り返し書かれています。

この書き方には問題があります。

部品とデータに分ける

解決の考え方はシンプルです。型(部品)と中身(データ)を別々に置き、組み合わせるのは機械に任せます。

メンバーのデータと、カードの部品を Astro が組み合わせて、カードが並んだ HTML を作る
データの一覧と、カードの部品を Astro が組み合わせて、カードが並んだ HTML を作る

データは、こんな一覧になります。

export const members = [
  { name: '村井純', en: 'Jun Murai', role: '教授', photo: 'jun.jpg' },
  { name: '佐藤雅明', en: 'Masaaki Sato', role: '特任准教授', photo: 'saikawa.jpg' },
  { name: 'あなたの名前', en: 'Your Name', role: '環境情報学部', photo: 'you.jpg' },
];

1 人が 1 行です。メンバーを追加するときは、この一覧に 1 行足すだけです。HTML の型を触る必要はありません。

型は 1 か所にだけ書きます。写真を丸くしたければ、その 1 か所を直せば全員に反映されます。

フレームワークとは

部品とデータを組み合わせて、最終的な HTML を作る仕組みを提供してくれる道具を、フレームワークと呼びます。この組み立ての作業をビルドと呼びます。

フレームワークには Astro、Next.js、Hugo などいろいろありますが、このチュートリアルでは Astro を使います。

確認テスト

部品とデータに分けると、全員の写真を丸くしたいときに直す場所はいくつ?

  1. メンバーの人数分
  2. 部品の 1 か所だけ
答えを見る

2。型は 1 か所にしかないので、そこを直せば全員に反映されます。

新しいメンバーを追加するとき、触るのはどちら?

  1. データ
  2. 部品
答えを見る

1。中身が増えるだけなので、データに 1 行足します。

チェックリスト