iCAR Tutorial

第2章 Web ページの基礎

  1. 2-1 ページが表示されるまで
  2. 2-2 HTML で構造を書く
  3. 2-3 CSS で見た目を決める
  4. 2-4 今のサイトを直してみる

ページが表示されるまで

このレッスンで学ぶこと

  • URL を開いてから画面が出るまでに何が起きているか
  • HTML と CSS の役割の違い
  • ページのソースとデベロッパーツールの見方

ページはファイルでできている

ブラウザで URL を開くと、裏ではこんなことが起きています。

サーバーが HTML、CSS、画像のファイルを送り、ブラウザがそれを組み立てて画面にする
サーバーがファイルを送り、ブラウザがそれを組み立てて画面にする
  1. ブラウザが、URL の先にあるサーバーに「ページをください」と頼む
  2. サーバーが、HTML ファイルを送り返す
  3. ブラウザが HTML を読み、その中で指定された CSS や画像もサーバーに頼む
  4. ブラウザが、それらを組み立てて画面に表示する

Web ページの正体は、ただのテキストファイルと画像ファイルです。研究室サイトの場合、サーバーは GitHub Pages で、ファイルは GitHub のリポジトリに置かれています。

HTML は構造、CSS は見た目

ページを作るファイルには役割分担があります。

ファイル 役割 たとえると
HTML 何が書いてあるか(見出し、文章、画像、リンク) 家の骨組みと部屋割り
CSS どう見せるか(色、大きさ、配置) 壁紙や家具の配置
JavaScript 動きをつける(クリックで開くなど) 電気や水道の設備

このチュートリアルでは HTML と CSS を扱います。JavaScript は今回は使いません。

同じ HTML でも、CSS を変えるとまったく違う見た目になります。逆に、CSS だけでは中身は書けません。この分担を意識すると、どのファイルを直せばいいかが分かるようになります。

やってみよう: ページの中をのぞく

ブラウザ(Chrome か Safari)で 今の研究室サイト を開いてください。

  1. ページのソースを見る: ⌘ + ⌥ + U を押します。ブラウザが受け取った HTML がそのまま表示されます。村井純 を ⌘ + F で探してみてください。

  2. デベロッパーツールを開く: ページに戻り、⌘ + ⌥ + I を押します。Safari の場合は、先に「設定 → 詳細 → Web デベロッパ用の機能を表示」をオンにしてください。

  3. 要素を選ぶ: デベロッパーツール左上の矢印のアイコンをクリックしてから、ページ上のメンバーの名前をクリックします。その名前に対応する HTML の行が光ります。

  4. 書き換えてみる: 光った行の名前の部分をダブルクリックして、自分の名前に書き換えて Enter。画面の表示が変わります。

確認テスト

メンバーの名前の文字の色を変えたい。直すのはどちら?

  1. HTML
  2. CSS
答えを見る

2。色は見た目なので CSS です。名前そのものを変えたいなら HTML です。

デベロッパーツールで名前を書き換えました。他の人のブラウザではどう見える?

  1. 書き換えた名前が見える
  2. 元の名前のまま
答えを見る

2。変わったのは自分のブラウザの画面だけです。サーバーのファイルを変えるには、リポジトリのファイルを編集して push する必要があります。

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